医療機関情報

院長名 イチカワ ユキオ
市川由紀夫
医療機関名 イリョウホウジン
医療法人
ヨコハマグリーンクリニック
横浜グリーンクリニック
郵便番号 〒234-0054
所在地 神奈川県横浜市港南区港南台4-22-9
パークハウス港南台1F
電話番号 045-830-6801
FAX番号 045-830-6802
横浜リウマチ・内科クリニック

サプリメント外来

サプリメント外来について

サプリメント外来

「サプリメントの種類がたくさんありすぎて、どれを選べばいいか分からない」
「サプリメントが及ぼす身体への影響がないか不安」
など、あなたの疑問・不安にお答え致します。
横浜グリーンクリニック専門医のアドバイスで、あなたに合った適切なサプリメントをご案内致します。
どなた様もお気軽にご相談ください。

サプリメントの選択

日本でも空前のサプリメント、及び健康食ブームが続いています。しかし、テレビや雑誌の特集は、特定の商品を売るための恣意的な情報だったり、流行にのっただけの一貫性のない断片情報だったりします。その証拠に、同じ番組や雑誌を一定期間観察すると、必ずお互いに矛盾する情報が流されていたりします。これらは、健康食品販売会社の利益最大化いう観点からするとわからないでもないですが、あなたの本当の健康からは離れてしまいます。
しかし、サプリメントは健康に極めて重要な役割を果たします。医食同源と言いますが、英語圏では、これを

You are what you eat.
(人は食べたもので決まる~食事の結果としての生命体である)

と表現します。それほど、どんなサプリメントを摂取するかは、何を食べるかと同じくらい大切です。食事だけで本当に必要な栄養素を全て食べるには、一般の人の胃袋と食事量では不可能です。健康な人でさえサプリメントは欠かせませんが、もし、残業、飲酒、外食、夜更かしなどの習慣が重なって健康回復が必須の方には、どんなサプリをどんな組み合わせで飲むかは更に重要になってきます。

それでは、どんなサプリメントを飲んだら良いのでしょうか?何のサプリメントをどれだけ飲むかを決めるのは、あなたの体質と症状に因ります。宣伝されるものを次々に飲むだけでは、健康を流行に任せるようなものです。あなたの健康維持、回復という大前提に沿って最適な個別アドバイスをするのも、プライマリーケアの役割のほんの一例です。

情報過多の時代であるからこそ、本当の情報を選りすぐることが大切です。

血管疾患サプリメントコース一例

コエンザイムQ10、マグネシウムなどは心臓病に有用です。

コエンザイムQ10はミトコンドリアでのATPというエネルギーの産生に不可欠な補酵素で心臓の機能と関係していますので、心臓の機能が低下しているひとの助けになると考えられています。コレステロールを下げるスタチンといわれる薬はメバロン酸の合成を阻害することによってコレステロールを下げますが、メバロン酸はコエンザイムQ10の体内での前駆物質です。

メバロン酸が減りコレステロールが下がるとコエンザイムQ10も少なくなりエネルギー産生に悪影響がおよびます。コレステロールを下げる薬を服用しているひとは、エネルギー不足を予防するためにコエンザイムQ10を補っておいたほうが良いと考えられています。

心臓病がある人、特に狭心症の人は血液が固まりにくくなるようにアスピリンを服用していることが多いと思います。アスピリンはビタミンCを多く排出させてしまうといわれており、アスピリンを服用しているひとはビタミンを多くとる対策が必要です。

ビタミンBは心臓や血管に重要なビタミンです。

ビタミンB1が足りないと脚気心といって心臓の機能が落ち心不全となり命にかかわります。徳川幕府の多くの将軍たちが若くして亡くなったのはビタミンB1不足によると考えられています。玄米を食べるとビタミンB1を摂取できますが食生活に自信の無い人、殿様のように白米しか食べないひとはサプリでとるのが確実です。また葉酸、ビタミンB6 ビタミンB12が血管の健康に必要なことがわかっていますが、特にワーファリンを服用している方は緑黄色野菜をたくさん食べることを禁じられているため(緑黄色野菜をたくさん食べるとビタミンKを取りすぎてワーファリンの効果がなくなります)十分なビタミンの摂取が大変です。サプリで効率よく摂取したいものです。まちがった服用をすると副作用の危険もありますので専門医のアドバイスを受けることをお勧めします。

ミトコンドリアとサプリメント

30億年前の地球にはまだバクテリアしか存在せず酸素もほとんどなかったと考えられています。
それらのバクテリアのなかのあるものは、特殊なたんぱく質を持つようになり太陽光線からエネルギーを取り出す能力を持つようになりました。
そしてそのエネルギーを使って空気中の炭酸ガスから有機物をつくるようになりました。このような能力をもつバクテリアを光合成細菌といい、その結果地球上にはほとんど存在しなかった酸素が増え、何億年もかけて地球上には酸素が蓄積されたと考えられています。

しかし酸素は非常に反応性が高く細胞に障害を及ぼします。老化や病気の原因でもある酸化ストレスとなるのです。
そこでこれらのバクテリアの中には自分のDNAを細胞質で包んで他の細胞の中心におくことで酸素の攻撃から自分の遺伝子を守り、酸素をうまく利用しエネルギーを取り出せるものがでてきました。
酸素の攻撃をうけ細々と生きていた細胞は、こうしたバクテリアを自分のからだのなかに取り込むことで酸素の毒性から身をまもりつつ、しっかりエネルギーを産生できるようになったのです。

このようにバクテリアを細胞のなかにうまく取り込み共生させ細胞の一部として酸素の毒性から身を守りつつ酸素からエネルギー(ATP)を作り出しているのがわたしたちの細胞なのです。
このからだの細胞にあるバクテリアのような構造物をミトコンドリアといいます。
もともとはバクテリアだったと考えられています。私たちはミトコンドリアのおかげで呼吸により酸素から生きるためのエネルギー(ATP)を得ることができています。

酸素の存在なくしてわたしたちの生はあり得ませんが、酸素の酸化ストレスはわたしたちにとって最大の脅威です。

そこでコエンザイムQ10(CoQ10)やビタミンの出番となります。CoQ10、ビタミン(特にE,C)には抗酸化作用があり酸化ストレスの元凶であるフリーラジカルを消去します。
またCoQ10はミトコンドリア内でのATP産生に必要な化学反応の酵素としての役割も担っています。この化学反応の触媒としてビタミンやミネラルも必要です。CoQ10ビタミン、ミネラルは私たちにとってなくてはならないものです。

コエンザイムやビタミン、ミネラルのサプリメントの摂取が薦められる所以です。


エクオール 大豆濃縮分離物 (植物エストロゲン)

大豆にはダイゼイン、ゲニスティン、グリシティンといったイソフラボンが含まれています。これらは大豆などのマメ科に多く含まれるポリフェノールの一種です。

ダイゼイン ゲニスティンはエストロゲン受容体に結合してエストロゲン様の作用を有するので植物エストロゲンとも呼ばれます。

特にダイゼインはある種の腸内細菌の働きでエクオールという物質に変換され植物エストロゲンの作用を持つようになります。イソフラボンの中ではダイゼインのエストロゲン効果が一番強くそれはエクオールの作用によります。日本人においては二人に一人がエクオールを作ることのできる腸内細菌をもっていますが、残念ながら50%の人はいくら大豆を食べてもエクオールを作ることができません。

エクオールは女性ホルモンのエストロゲンの中で一番強力なエストラジオールに比べるとその作用は非常に弱くマイルドに作用するようです。

以前、植物エストロゲンによる発ガン性の問題が心配されていましたがエクオールに関してはそのようなリスクは認められず安全だと考えられています。 

このほどよい強さの植物エストロゲンの作用により更年期女性のエストロゲン低下により引き起こされるいろいろな症状が軽快するようです。

その中でホットフラッシュの頻度の減少、肩こりの改善、骨密度の低下を減少させることなどが報告されています。またLDLを低下させ脂質異常を改善させ動脈を柔らかくする効果もみられています。さらに女性では特に注目される効果としてしわの深さや面積の改善が認められています。

乳ガンや子宮ガンはエストロゲン過剰の女性に多い疾患ですが、植物エストロゲンで本来のエストロゲンの作用を弱めることで発ガンのリスクを減らすことができます。

植物エストロゲンであるエクオールは抗男性ホルモン作用もあり男性ホルモンと関連した疾患である前立腺肥大や男性型脱毛(AGA)の予防効果も期待されています。

以下の方にエクオール摂取をお勧めします。

  • 自分の腸でエクオールを作れない人(検尿で調べることができます)
  • 更年期症状を予防、改善したい女性
  • 脂質異常、骨密度低下、動脈硬化、高血圧を予防、改善したい人
  • いつまでも若々しくいたい人
  • 肥満女性(肥満はエストロゲンを増やすので、乳ガン、子宮ガンの危険因子です)
  • 子宮ガン 乳ガンの家系の女性
  • 前立腺疾患がある男性
  • AGAを予防、改善したい男性

当院では大塚製薬のエクエルを取り扱っています。

興味のある方はお問い合わせください。